冬場の管理方法について(主にアフィオセミオン)

苦しい夏が終わり、あっという間に卵生メダカシーズンである秋が通り過ぎ、年も変わって冬真っ只中ですね。

皆さまあけましておめでとうございます。
2026年は今一層卵生メダカ界が賑わってくれればと願う共このごろです。

今回は冬場の卵生メダカ飼育管理について、いつも通り”私なりの”考えを書いていこうと思います。

①日常管理全般について

まず水換えですが、これは冬場は非常に楽です。
なにせあつあつになった水道水を、長ーい時間を掛けて冷ますという行為がまったく不要です😅
バケツと水道水を用意して、水温計を見ながらお湯を混ぜた水道水を蛇口から出せばいいだけです。
私は現状水道水をそのまま水槽に入れているので、底掃除・水換え作業時間が短く済み冬は大変気分がよろしいです😁
人間も地獄のような夏よりは冬のほうが・・・というのもありますけどね。


卵生メダカに限らずですが、冬場は水槽の状態も安定しやすく、水槽底のゴミの状態を見ていると夏とは結構違うのではと思います。
夏はゴミが粒状ではなくもわもわとした、よろしくない状態になってしまう水槽がいくつか出たりするのですが、冬は管理全般や底の舞いに対しての神経質度合いが下がります。
コケも出にくくなって鑑賞性もUP。
コケが出にくければ水草も管理しやすいでしょうか。

稚魚のプラケも暖かい時より安定する気もします。
容器が小さいので餌が魚に対して多いとすぐ水が悪くなりがちですが、冬は多少ミスしても環境悪化がゆるやかというか、ブラインシュリンプがプラケ底に残っているような状況でも、ある程度余裕を持って対応できると思います。

また電気代も安くなるのではないでしょうか。
夏は(特にアフィオセミオンは)クーラーがないと100%夏を越せない魚も多いので、夏はうちでは5月頃から10月頃まではクーラーがつけっぱなし、夏でなくとも5月くらいからクーラーが相当程度稼働している状態となっております。
冬に関しては、もちろん日当たりなど含めどんな場所で飼育管理されているかにもよりますが、日中は水温18℃程度を保てれば暖房不要、温度が下がる夜間から朝方のみ暖房で対処すれば冬越しできます。
(もはやヒーターは使用しない前提で書いています。卵生メダカを始めてたくさんの種を集め水槽が増えていくと、水槽1本1本ヒーターで保温するという概念が消滅します😅)

年魚の中で高温種と低温種がありますが、高温種でも意外と飼育自体は20℃とか18℃とかでも問題なくやれたりするので、もちろん保証の限りではありませんが冬場は本当に都合がいいです。

アフィオセミオンの中ではディアプテロンの仲間や、ジョーゲンシェーリといった特に低温に強いと見える種は10℃近くまで下がっても元気にしていたりします。強すぎる。きみたち一応赤道直下の地域出身だよね?

暑い夏に神経をとがらせながら、どうやって生存させようか苦悩するのに比べれば冬は天国みたいなものです😇

いいことばかりじゃないか。

②繁殖について

これも私の感覚ではほぼ問題ないです。
ごく一部の環境変化させて産卵刺激を与える必要があるようなタイプの難種を除けば、難種と呼ばれている種でも安定して産むし高温タイプの魚でも産卵しています。

刺激を与えないとどうしても産まない、というような種では暖かい時期は凍らせたペットボトルを水槽に突っ込んで急激に水温を下げるなんて荒業もできたりしますが、私は冬場に関しては刺激を与えるような方法はとっていません。
大体の種は水や水槽が安定していれば産む気になってくれるのではと見ています。

卵の保管期間は室温が下がることによって伸びる傾向にあると思います。
3週間程度で孵化してくるアフィオセミオンではあまり気にしたことはありませんが、卵の孵化までに数カ月を要する年魚や半年魚と呼ばれるアフィオセミオンの場合は、暖かい時期よりも発眼までの期間が伸びがちです。
暖かい時期も同様ではありますが、いつ発眼したり漬け時になるかが分からないので、1週間やそれ未満の短い期間で卵を袋から出して定期的な目視での確認が必要になるでしょう。

アフィオの産卵数に関しては真夏(8月)が一番少なくて、あとはほとんど変わらないでしょうか。
拙宅は低温種アフィオセミオンが多く、真冬以外もクーラー管理されているので強制的に室温が上げられる真夏以外は魚にとってはさほど変わらないのかもしれません。
年魚に関してはよく分かっていないので、言及は避けておきます。
(年魚は始めてまだ日が浅いので、産卵はずっとしているものの暖かい時期と寒い時期で産卵数がどうかというデータが少し足りません。年魚に詳しい諸先輩方おられましたらコメントくださいませ)

③冬場に注意するべきこと

上でディアプテロンやジョーゲンシェーリの例を挙げて冬最高!なんて雰囲気で書きましたが、これらの種はごく一部の例外のようなもので、水温の下がり過ぎは基本ダメです💦

以前暖房が切れた状態で冬場に家に数日帰れなくなったことがあり(ちょうど今くらいの時期だったかな・・・)、その結果をまじまじと見せつけられました。

とはいってもすべての魚が落ちてしまうような大惨事という訳ではありませんでしたが、低温にさほど耐性がなかったと思われる種では被害が大きかったです。

低温種のアフィオセミオンを多く持っているわけですが、その低温種の中でも実際どれくらいの低温まで耐えられるか、というのはかなり幅があるようだとその時の経験で感じました。
かなり冷たくなっていただろうに、先ほど例に挙げたディアやジョーゲンのようにピンピンしているものがいたかと思えば、何割か落ちて生きているのもじっと動かなくなっているようなヘルソーギの仲間、低温に強そうに見えたもののかなり大きな損害が出たエピセミオン、観察するに割と上段にあったにも関わらず、恐らく一番最初に落ちてしまったであろうと思われるとあるカメロネンセ・グループの激レア種・・・😭

1種類だけならよいですが、たくさん種を維持するようになるとそれぞれ種によって当然どんな状況まで耐えられるかのボーダーラインが違っていて、希少卵生メダカの場合それらは数字やデータとして参考になる情報がどこかに記されていることもなく、ある日突然事故となって目の前に突きつけられたりします(私の例は極端だとは思いますけどね😅)。
皆さんはくれぐれも注意してください。1度失ったら2度と手に入らないのが卵目だと思って管理してあげてもらえれば。
ちなみに、私はその事故の時に失ったカメロネンセ・グループの魚、今も再び入手することができていません。。

水温下がっても丈夫な方ではあるけど下がり過ぎはダメよ、という以外は一般の熱帯魚飼育に準じるでしょうか。
持っている種数が少なくヒーターで管理している方などは、よくあるヒーター事故などについて他の方の解説等もあるでしょうからそれらも参考にして管理してもらえれば大丈夫でしょう。

冬のデメリットを挙げようと考えましたが、やっぱりあんまりないですね😂
冬は夏に比べたらはるかに楽です。
最低限の事項に注意しながら、楽しいウィンター卵生メダカライフを送ってください!❄

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